肩ボトックス(肩こりボトックス )とは?注射の効果と特徴を解説します。

肩ボトックスとは?

肩ボトックスは、ボツリヌス菌由来のボトックス注射を用いて、肩の筋肉の緊張を緩和し、肩こりを改善する治療法です。肩こりの原因となる僧帽筋(肩周辺の筋肉)の収縮を抑えることで、筋肉の硬直や痛みを和らげます。

慢性的な肩こりやデスクワークによる負担が原因の方、さらにスポーツや長時間の立ち仕事をしている方に適した治療です。

ボトックスによる効果は、通常3~6か月程度続きます。効果を持続させるためには、一定期間ごとに再度注射を受けることが必要です。


肩ボトックスの効果

肩ボトックスは以下のような効果をもたらします。

・肩こりの軽減:僧帽筋の収縮が抑えられ、痛みや違和感が軽減します。
・肩のラインの改善:筋肉がリラックスすることで、肩の張りが和らぎ、肩のシルエットが美しく整います。
・頭痛の改善:肩こりが原因の緊張型頭痛にも効果が期待できます。

また、海外の臨床研究(Journal of Neurological Research, 2022)によると、肩ボトックスを受けた患者の70%以上が、施術後1か月で肩こりの症状が大幅に改善したと報告されています。


肩ボトックスの適応

肩ボトックスは、以下のような方に適しています。

・長時間のデスクワークによる肩こりに悩んでいる方
・肩の張りが強く、肩幅が広く見えることが気になる方
・マッサージやストレッチでは改善しにくい慢性的な肩こりがある方

ただし、妊娠中や特定の神経疾患をお持ちの方は、施術を避ける場合があります。


肩ボトックスの施術方法

施術は非常にシンプルで、約15~30分程度で終了します。

  1. カウンセリングと診断:医師が肩こりの状態を診断し、ボトックスの適用範囲を決定します。
  2. 麻酔(希望者のみ):痛みに不安がある方には、麻酔クリームや笑気麻酔を提供いたします。
  3. 注射:極細の針を使用して、僧帽筋にボトックスを注射します。

施術後はダウンタイムがほとんどなく、通常の生活にすぐに戻ることができます。


肩ボトックス注射後の注意点

注射後の効果を最大限に引き出すため、以下の点に注意してください。

・注射当日は肩をマッサージしたり、強く触れたりしない
・激しい運動や肩を酷使する行為を24時間程度控える
・注射部位に腫れや痛みが出た場合は、冷やして様子を見る

これらの注意点を守ることで、ボトックスの効果をより長く維持できます。


よくある質問

Q. 肩ボトックスの痛みはどれくらいですか?
A. 施術時の痛みはわずかで、多くの方が「軽いチクッとした感覚」と答えています。痛みに敏感な方には、麻酔オプションをご提供いたします。

Q. どのくらいの頻度で注射を受けるべきですか?
A. 効果は個人差がありますが、約3~6か月ごとに再注射することで、肩こりの改善効果を持続させることが可能です。

Q. 副作用はありますか?
A. 稀に、注射部位に腫れや内出血、軽度の筋力低下が見られることがありますが、数日以内に改善するケースがほとんどです。


肩ボトックスは、肩こりの根本的な改善を目指す方にとって、非常に効果的な治療法です。肩こりにお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。

キム・ヒョンジンbasic cosmeticsurgeryより

当院の料金に関しては下記をご参照下さい。