肌の老化は、紫外線が原因で加速するとも言われており、その結果「しわ」となって表情に現れます。
今回の記事では、眉間のたてしわに有効的である「ボトックス注射」のポイントやたてしわの原因を解説していきます。
▼目次
①しわとは?
②しわができる原因
③ボトックス注射でしわ解消と予防を
①しわとは?
皮膚の表面にできる細い筋目のことで、加齢とともにお肌も老化し、徐々に深く目立つようになります。
主なしわの種類は、ちりめんジワ、表情ジワ、真皮ジワ、たるみジワです。
②しわができる原因
まず、しわができる原因には外的要因と内的要因がございます。
内的要因では、歳を重ねることで真皮層のコラーゲンやエラスチンは減少・変性していきます。
また通常の「肌」は、一定のサイクルで肌が生まれ変わるターンオーバーを繰り返しています。
肌のターンオーバーは、約28日周期が正常に行われている状態と言われておりますが、以下のような様々な要因でターンオーバーは乱れます。
・生活習慣の乱れ
・紫外線や乾燥
歳を重ねることで徐々にターンオーバーの周期が遅れることで保湿機能が⼗分働かず柔軟性がなくなります。
このターンオーバーを正常にするためには、生活習慣を整えることやストレスのない生活、紫外線対策、乾燥対策をしておくと良いでしょう。
次に外的要因では、主に紫外線による日焼けや乾燥で引き起こされます。
紫外線では、肌の弾力成分であるコラーゲンやエラスチンがダメージを受けます。
肌の乾燥では、肌の潤いを保つエラスチンやコラーゲンといった細胞が生成されることがなく、古い細胞がとどまることで、しわを発生させます。
眉間のしわについては表情をつくる際に、表情筋の動きによってできるしわによってしわが引き起こされます。
③ボトックス注射でしわ解消と予防を
眉間のしわは表情筋の影響で次第に出来てしまいます。特に眉間のしわは他人からは怒って見えたりするため、良い印象は持たれません。
ボトックス注射は、その表情筋の収縮を抑える効果があり、筋肉の過剰な動きを抑えることによって、シワを軽減させていく働きを期待できます。
但し、表情筋は個人の癖によって異なるため、注射部位を診察で正しく判断し、施術する必要があります。
眉間のしわの部位には同時に皮下組織の委縮も伴うことも少なくないため、場合によってはヒアルロン酸の注入を追加することもあります。
ボトックス注射は早めにスタートさせることで 将来的な固定シワの予防にも繋がります。
ボトックスによるしわの治療は、筋肉に対して行うアプローチのため施術後2~3日かけてゆっくりと効果が現れます。そのご約4~9ヶ月ほど効果が持続します。
より早く効果を求めたい方は、診察のうえ、ヒアルロン酸注入との併用もお勧めしております。