さて、今回はシミ治療と関係性の深い紫外線対策についてです。
当院では、シミ治療として肝斑やあらゆる色素沈着などに悩みを様々な薬剤や機器を用いた治療にてお客様のお悩みを解決させていただいております。
しかし、実際は当院の治療だけではなく、日々のお客様の生活で気をつけることで特に「紫外線対策」はとても大切です。
今回は実際に日本の紫外線はどれくらい強く、どう日々の生活で対策をしていくかを紹介させていただきます。
▼目次
・紫外線とは?
・肌老化は紫外線から肌を守ること
・晴天時UVインデックスの時別累年平均値グラフ
・日々の紫外線対策をしていきましょう
紫外線とは ?
太陽からの日射は、波長により、赤外線、可視光線および紫外線に分けられます。可視光線よりも波長の短いものが紫外線です。
紫外線(UV)の中でも、波長の長いほうからA・B・C と大別されています。フロン等によりオゾン層が破壊されると、地上において生物に有害な紫外線(UV-B)が増加し、生物への悪影響が増大することが懸念されます。
肌老化は紫外線から肌を守ること
肌老化の原因の80%は紫外線といわれています。紫外線は光老化に繋がるため、紫外線対策は日焼けを防ぐだけでなく、重要なエイジングケアです。
光老化においては、紫外線を浴びた時間と強さに比例しますので、紫外線から肌を守り、ダメージを蓄積させないことが重要であるとも言えます。
晴天時UVインデックスの時別累年平均値グラフ
ここで皆様に質問です。
1年の中で紫外線が強いと言われる季節はいつでしょうか?
実は、夏以外にも4月も強いと言われております。以下グラフを見てみましょう。
各地点の晴天時※UVインデックスを1997年から2008年までの期間について平均した時別グラフです。
こちらのデータより、1年を通して7月はUVインデックスが高いと判断できますが、すでに4月でもUVインデックスが中程度高いとされていることがわかります。
※UVインデックスとは
紫外線が人体に及ぼす影響度をわかりやすく示すために紅斑紫外線量を指標化したもの。現在、世界保健機関(WHO)などでは、UVインデックスを用いた紫外線対策を行うよう奨めている。国内でも環境省からUVインデックスが3以上の場合はできるだけ日差しを避け、8以上の場合はできるだけ外出を控えたほうがよいといった具体的な対処方法が示されている。
また現在のような春先で気温がそれほど高くない紫外線は特に注意が必要です。
紫外線の性質は天候や季節、時間によって紫外線の絶対量や日射量に占める割合は変動いたしますが、屋内、屋外、標高などにも左右されますので、どの場面かの紫外線によっては要注意です。
日々の紫外線対策をしていきましょう
紫外線の影響を受けることによる、デメリットは主に以下です。
紫外線と関係性があると言われるのは、シミ、シワ、皮膚がん、白内障、サンバーン(皮膚がやけどを起こした状態)、サンタン(色素沈着)等です。
以上のようにシミ治療以外にも日常生活における紫外線対策はしておくことを推奨しています。
UVインデックスの解析分布図もございますので、ご覧下さい。
【気象庁|紫外線情報(分布図)】http://www.jma.go.jp/jp/uv/
日常生活における紫外線対策の実例は以下です。
・日焼け止めの塗布(過去記事もご確認下さい)
1日の中で正午の前後1時間の紫外線量がもっとも多いとされており、この時間帯に外出する方は注意が必要です。
【マスク下の日焼けも要注意。皮膚科医に聞いた「真夏のマスク対策」】https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75034?media=frau
・日傘や帽子、サングラスの使用
頭皮や頭髪以外にも顔などを直射日光から守れます。
【紫外線を浴びた場合】
まずは、患部の炎症を抑えるために冷やしましょう。その後、保湿をし、擦ったりしないように気をつけて下さい。日焼け後の思わぬ肌トラブルにも十分注意が必要です。
いかがでしたでしょうか?今回は紫外線対策について解説させていただきましたが、できてしまった「シミ」は種類によって治療法も異なります。
当院はカウンセリングは無料ですので1度ご相談にご来院ください。
お肌のお悩みのお手伝いができたら幸いです。