ADMに対しての有効治療はコレ!ADMを目立たなくする方法

シミ・そばかす

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)ってなに?

ADMは普通のシミや肝斑とは異なります。ADMは10代~30代で発症し、多くは両側性の色素斑(青褐色と呼ばれるかすんだ色)、形態に特徴がある色素斑の事を言います。

特徴

両側性で頬や下まぶたに点状または斑状に生じることが多いです。他には、鼻根部、鼻翼、コメカミなどにもできることがあります。

原因

・女性ホルモン
・紫外線
・摩擦などの刺激 
これらが原因でないかと言われております。

治療について

当院はYAGレーザーを使用します。

※ADMは一般的なシミ取りレーザーでは除去できません。

ADM専用のレーザーを使用します。ADMは色素が深い真皮コラーゲン層にあるので、そこまで到達できる波長1064㎚のレーザーを照射する必要があります。

治療についてQ&A

Q.ADMは完全に取れるの?

A.色素の深さや照射回数によります。照射回数は平均5回以上。多くても5-10回程度は治療が必要です。
間隔は2か月あけて行います。

Q.照射時の痛みは?

A.輪ゴムではじかれた痛み、少しチクチクする感じがあります。冷やしながら照射を行っていきます。

Q.ダウンタイムはある?

A.基本的に照射直後はメイク可能です。照射部位に一致して膨らみがみられることはありますが、色素の変化はほぼありません。
※少し濃くなることがあります。1回1回の効果は分かりづらいですが、徐々にシミは薄くなります。
点状の内出血ができることがありますが、数日で自然に消失します。レーザーのエネルギーを強くするため、色素沈着のリスクがあります。
それを予防するために、内服(トラネキサム酸・ビタミン)外用(ハイドロキノン)の併用をお勧めします。

まとめ

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は深いシミであるため、普通のシミのように1回での除去は難しいです。しかし、治療を重ねると除去に薄くなっていき、綺麗になります。

ADMはシミや肝斑、アザなどと間違いやすいです。

トーニングやIPLをしたけど消えなかったという方はADMかもしれません。一度相談したい方は、プライベートクリニック恵比寿までお越しください。