たるみ治療の種類と効果について

たるみ

たるみ治療・小顔治療に関して

この記事では、

☑たるみを良くしたい

☑リフトアップしたい

☑小顔にしたい

けど、どういった治療が自分に合うのかを知りたい方に、医学的な根拠に基づいた治療法を、専門用語はあまり使わずわかりやすく簡単に説明していますので、ぜひ参考の一つにしてください。

たるみのできる原因が大切

前提としてたるみの原因は様々あります。

皮膚の伸び

☑筋肉の萎縮と肥大

☑脂肪の増加

☑しわの形成

☑リガメントの伸び(骨と筋肉を結ぶ靭帯がのびる)

むくみ

などによりたるみが生じます。顔面の部位にもよりますが、、概ね、バランスが崩れていることが原因の一つでもあります。たるみを良くするために、原因を改善することが最も大切になってきます。

たるみの治療法と効果について

その原因に対する治療法として、皮膚を引き締める、筋肉を鍛える、フェイスラインの余分な脂肪や筋肉を落とす、皮膚を縮める

という方法などがあります。たるみ治療は小顔治療にもなりますので、参考にしてください。

肌を引き締める

まずは、肌を引き締めるという方法です。このあたりはエステでも行っておりますが、比較的に手軽な方法です。

高周波(RF)による引き締めと浮腫をとる

高周波RFで、真皮層までを温めることで肌を引き締める治療となります。同時にむくみも改善効果があります。照射エネルギーにより効果が変わりますが、基本的には真皮を引き締める治療です。医療用のRFは結構痛いんですよね。。

効果:小      痛み:弱い~強い   副作用:赤み、火傷

例:エステ機から医療機まで。サーマクールなど

顔の筋肉を鍛える

最近トレンドになってるHIFUの治療になってきます。HIFUは大変アンチエイジングに効果的です。

超音波(HIFU)によるリフトアップ

HIFU(ハイフ)のたるみ効果

超音波を用い、表情筋を刺激を与え、リフトアップさせます。 照射エネルギーにより痛みと効果が変わるが、エネルギーに比例してリフトアップ効果は大きくなります。 プライベートクリニック恵比寿でも、満足度の高い治療となっております。

効果:中      痛み:弱い~強い     副作用:赤み、火傷

リガメントを治す

聞きなれない言葉だと思いますが、実はアンチエイジング、たるみ治療にとって大切な概念です。各パーツをつなぐ靭帯が年齢とともに伸びてきます。それをヒアルロン酸を使って支えを足すイメージとなります。

ヒアルロン酸によるリフトアップ

ヒアルロン酸でたるみ治療

ヒアルロン酸を頬、目回り、顎の骨膜上に、ヒアルロン酸を注入ことで表情筋から持ち上げることができます。

どうして?と思われるかと思いますが、表情筋はリガメントという骨と筋肉を繋げる靭帯のようなものがあります。ヒアルロン酸を注入しそのリガメントを支える役割をなすといわれております。証明できるものではありませんが、実際にひきあがりの効果を感じる方が多いのも事実です。

効果:中   痛み:中   副作用:血管塞栓(稀)

皮膚とSMAS筋膜を持ち上げる

この方法も即効性があり人気の高い治療となります。

吸収糸によるリフトアップ

糸によるたるみとリフトアップ

PDOなどの生体吸収糸を用いた治療方法です。従来は溶けない金の糸とかもございましたが、MRIなどの検査ができなくなったりするため、現在は吸収糸が主流です。 治療のやり方はさまざまありますが、額のあたりから吸収糸を注入して、皮膚を持ち上げます。腫れもほとんどなく当日から効果を実感できる、最も即効性のある治療方法です。プライベートクリニック恵比寿でも、満足度の高い治療となっております。

効果:大   痛み:小(局所麻酔により)   副作用:ひきつれ

たるみを切開し、皮膚を縮める

特に目回り、チーク、たるみクマの治療が多いですが、目の下のクマや目の上の皮膚を切開したり、耳周りの皮膚をとって、皮膚を物理的に引き上げる方法です。この治療は部位により効果は違いますが、目回りやチークのリフトアップは比較的効果は良好です。フェイスラインや口元のたるみはかなりの切開が必要となり、副作用も多く、あまりお薦めできる治療ではありません。

効果:中   痛み:大    副作用:切開部が目立つ。繰り返しできない

フェイスラインのボリュームを減らす

脂肪溶解注射、ボトックスなどによる小顔治療

脂肪溶解注射(BNLS、カベリン、LINEfit)などで口角やフェイスライン、顎下の重みを軽くするのも大変効果的です。

効果:小~中、痛み:小、副作用:ほとんどなし

また、エラ(咬筋)に 、ボツリヌス療法(ボトックス) を行い小顔にするのも、効果的です。特に、筋肉が肥大している適応のある方には大変効果的な治療となっております。

効果:中、痛み:小、副作用:ほとんどなし

まとめ

たるみの治療に関して、原因に合った治療を行うことが最も大切となってきます。高周波、超音波ハイフ、ヒアルロン酸、糸、切開、脂肪溶解注射、ボトックスなど様々な治療があります。あくまでもたるみの改善や小顔にする手段の一つにすぎません。骨格や、ご自身のお悩みや理想、ご予算によって、効果的な治療法は変わります。

各治療のメリットとデメリットを知って、ご一緒に考えていくことが大切かと思います。プライベートクリニック恵比寿では、特定の治療に合わせるのではなく、幅広い治療の中から、理想にあった方法を組み合わせていきます。

ぜひ、一度ご相談ください。