医療ハイフにはどんな種類がある?クリニック選びに役立つ最適な選び方

HIFU

HIFUとは?

ハイフとはアルファベットで「HIFU」と表記し、英語で「High Intensity Focused Ultrasound」の頭文字をとった呼び方です。これを日本語に翻訳すると高密度焦点式超音波と言い、最新の超音波のテクノロジーが駆使された美容の施術のひとつです。

ハイフってどんな種類があるの?

一口にハイフといっても施術を行う機械には様々な種類があります。この記事では使用数の多いハイフをいくつかご紹介致します。

ウルセラ…ハイフの中で、最初に日本で広まった機械。熱量が強く、一度の施術で効果の持続期間が長いと言われています。ウルセラの料金は、高額な傾向がありますが、アメリカではFDA(米国食品医薬局)の承認を得ており、人気が高いハイフです。

ダブロ…韓国製のハイフです。ダブロでは、比較的超音波を広範囲に照射してエネルギーの分散を均一にあてて、痛みが感じにくい工夫が施されています。ちなみに、日本のエステサロンで人気の超音波リフティング「シーライン」は、「ダブロ」を開発した韓国ハイロニック社製のハイフマシンですが、日本で医師免許が必要ない強度で制限されている「ダブロ」のため、韓国では使われていません。

ダブロ・ゴールド…ダブロの進化版で、高速照射が可能になり時間短縮に成功しました。その点でも照射時間が短縮できたことは、傷みに敏感な人にとって朗報でしょう。

ウルトラセルQプラス…ウルセラ等の他のHIFUマシンと比較すると、焦点が小さくより短時間で高温となるため痛みが大幅に少なくなりました。

クリニックによって、ハイフの違いは?

ハイフは超音波を用いた施術ですが、機種により、

①ムラの出やすさ

特に従来のハイフは、エネルギー照射が不安定であり、突然強くなったり弱くなったりします。

②痛みの違い

従来のハイフはとにかく痛いです。一つのエネルギーが大きすぎることが問題です。新しいのは、小さいエネルギーが複数でます。

③施術時間の違い

旧式のものは、エネルギー照射の時間が遅いです。その分ストレスがたまったり、熱がこもることで痛みが発生したりします。

プライベートクリニック恵比寿のハイフに関して

当院のオリジナルハイフは、4Dハイフという最新の医療ハイフを用いています。欧米で流行している最新の機器で、特徴として、立体的かつ網の目状に照射されます。

痛みが少ない、かつ高エネルギー照射が可能で効果も強いです。また、施術時間も15分ほどと従来の半分ほどになります。

美容クリニックのハイフはエステとどうが違うの?

ハイフは美容クリニックだけではなくエステでも施術をうけることができますが美容クリニックとエステではどのような違いがあるのでしょうか?美容クリニックとエステでの施術の違いは3つの大きな特徴があります。

1.未承認機

エステ機器は、安全性能のチェックなどなされていなかったり、効果にムラがあったりします。無資格者の施術による火傷の報告もあります。

2.出力数の違い

ハイフは本来、超音波のパワーを用いて気になる箇所をピンポイントで照射する施術です。施術の内容はほぼ同じですが、ハイフの施術で用いる機器の種類はまったく違います。エステは医療機関ではないため、未承認機であったり、使用する機器の出力数には制限があります。美容クリニックは医療機関ですから、医師によって照射が行われます。医療行為であるため、超音波の照射・出力のパワーはより強くなります。

3.効果の大きさ、持続性の違い

エステでは美容目的で施術が行われ、クリニックでは美容治療の一環として行われています。クリニックでは医療機器としてハイフが使用されていますが、エスでは美容機器として用いられます。ハイフの密度やパワーがまったく違うため、施術効果や持続性にも違いが出てきます。

4.費用の違い

エステでハイフの施術を受ける場合、クリニックよりも値段が安いのが特徴です。値段を比較して「エステの方か安いから」という理由で、エステに行く人もいます。しかし、ハイフの施術で使用するマシンの性能はクリニックの方が安定的で高品質なので、施術の値段は当然高くなります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

エステと美容クリニックでは①安全設計、承認の有無②出力の違い③効果・持続性④費用の違いがあります。

エステでも人気の高いハイフですが前述した4つの理由から エステよりも美容クリニックなど医療機関で施術を受けることをオススメ致します。

ハイフは 真皮に障害を与える医療行為です。お顔を火傷するリスクも御座います。施術方法など、ハイフ治療におけるリスクも含めてしっかり説明してくれる、信頼できるクリニックで施術を受けることをおすすめ致します。