【年齢別】気になるほうれい線、その原因と治療方法とは?

こんにちは。本日のテーマはほうれい線についてです。女性に特に多いのがほうれい線のお悩み。一気に老けた印象を与えてしまうほうれい線は、気になって薄くしたい方が多いでしょう。

下記画像でも、パッと見た時の印象が大きく違ってきますよね。若い方でもほうれい線がくっきりしていると、「なんか疲れてる?」「なんとなく老けて見える」と言われてしまうことが多く、何としてでもこのほうれい線をどうにかしたい!と考えられる方も少なくないはず。

ほうれい線とは、小鼻から口の両側を通り顎に続くシワのことを指します。一般的には、加齢と共にハリや弾力を失いたるみが出ることによって、頬を支える力が低下してしまうことが原因です。ほうれい線及びマリオネットラインは、一番初めに現れる年齢変化とも言われています。

それ以外の場合も

基本的な原因以外にも、鼻の土台となる骨のでっぱりが少ないことでほうれい線が出来るタイプもあります。加齢に伴い骨吸収が促進され、骨が萎縮することによって、徐々にほうれい線が目立ってくるのです。

又、ほうれい線周辺の皮膚に付着している筋肉の力が強いためにほうれい線が出来てしまうといったこともあります。

同じ筋肉の動きが繰り返されることによって、そのラインが跡になり、どんどんほうれい線がくっきりしてくるのです。

年齢ごとのほうれい線

20代のほうれい線は、上記のような骨や筋肉が原因となるものを除けば、一般的には乾燥が原因である場合がほとんどです。乾燥で出来るほうれい線は、保湿ケアを念入りに行うことで目立たなくすることが出来ます。

普段から入浴後は化粧水をたっぷり塗り、しっかりとクリームで閉じ込めて乾燥させないようにすることは勿論、月に一度でも医療機関でイオン導入や水光注射などを行い肌の奥まで美容成分を届け入れる必要があります。

若いうちは安心してケアを怠りがちですが、今後くっきりとしたほうれい線が出来ないよう早めのケアが大変重要です。

30代は、ほうれい線の原因となる皮膚のたるみが大きく生じる年代です。20代と比べ、たるみにプラスしてコラーゲンが減少し、シワができやすくなります。

先ずたるみに関しては、月に1度のペースで筋肉トレーニングレーザーHIFU(ハイフ)を照射したり、皮膚に糸を挿入してしっかりと持ち上げてあげることが良いです。

又、普段使う美容液も、ビタミンC誘導体などのコラーゲンに働きかける成分を含んだものに変えることが良いです。

40代以降の場合、皮膚のたるみの本格化が見られ、ほとんどの方がほうれい線が気になられる時期です。30代に比べて肌の機能が低下し、口回りの筋肉のゆるみや肌のハリ・弾力の低下がみられることによってほうれい線が目立つようになります。

ほうれい線が目立ちやすい人の特徴

普段から俯きがちな人、片方ばかり向いて寝る人は、重力によって頬の皮下脂肪が垂れることによってシワが固定されているため、ほうれい線ができやすいと言われています。意外にも普段の習慣がシワをくっきりさせてしまう原因になりかねないのです。

治療方法の種類

【ヒアルロン酸注入】

ほうれい線の部分の皮膚に直接ヒアルロン酸を注入することで、注入したヒアルロン酸が体内のヒアルロン酸と融合し、皮膚にハリが戻ります。ほうれい線で刻まれた溝やシワの改善で即効性を求める方におすすめです。

【糸リフト】

糸を頬に注射で注入し、たるみを重力とは反対方向にリフトアップする施術。糸周辺に出来るコラーゲンが皮膚の皮下組織を支えるため、糸が吸収されてもリフティング効果が続きます。

HIFU(ハイフ)レーザー

超音波を利用して肌に熱ダメージを与え、コラーゲンの再生を促すことで針を出し、きゅっと引き締めます。ほうれい線の上に乗るたるみを引き上げることによって薄くすることが出来ます。

自己流マッサージは厳禁!

ほうれい線が気になるといった方で、ネットなどでご自身で検索され自宅で強くマッサージなどをされている方が多く見受けられますが、こちらはNGです。

乾いた皮膚を強く引っ張るマッサージや、過度な表情筋のエクササイズは、弱った皮膚をさらに折りたたんで傷をつけているのと同じです。かえって余計にシワやほうれい線を深めてしまう原因になりかねないので、自己流のマッサージは控え、しっかりとクリニックで治療をしましょう。