当院では 、シミやそばかす、くすみ、毛穴の開き、ニキビ跡に対する美肌治療に、レーザーと(IPL)光治療を行っています。
お肌のお悩みに合わせて「レーザー」を使ってアプローチするものと、 「光」を使ってアプローチするものの2種類を使い分けています。
今回その2種類の治療の違いと、お肌のお悩みにはどの治療を行うと効果的か、分かりやすく説明していきたいと思います。
レーザーと(IPL)光治療の違いについて
レーザーと光の違いは、①波長(光の長さ)と②パルス幅(光の照射時間)です。
①波長が短いとお肌の表面を中心に作用し、波長が長いとお肌の深いところまで作用します。
②パルス幅が短いと照射時間も短いためターゲットを狙い撃ちでき、パルス幅が長いと 照射時間も長いため レーザーの周囲にも熱伝導しやすいと言えます。
レーザーの方が、波長が長くパルス幅が短いのが特徴です。
局所的にレーザーを強く深く照射することができることから、 「色の薄いシミ」「たるみ」「赤ら顔」「毛穴の開き」などを改善することができます。
また、深くに熱をあたえることでコラーゲン生成することができ、肌を若返らせることができます。
一方、光治療の方は、波長が短くパルス幅が長いのが特徴です。
(IPL)光治療では様々な波長の光を組み合わせていることから、異なる症状に対するアプローチが行えます。「色の濃いシミ」「そばかす」「小じわ」「ニキビ跡」「赤み」「ハリ感」などを改善することができます。
IPLフォト光治療は医療機関でのみ受けることができます。
全6種類のシミとその治療方法
実はシミ、6種類に分けることができるんです…!
シミについては判断が難しいところでもあるため、全6種類のシミについて説明していきます。
【1】ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
原因:紫外線・女性ホルモンの影響
対象:10~50代の女性、日本人・中国人が特に多い
特徴:灰茶色の直径1~3mmの点状色素斑
額の側面・頬・鼻に好発
治療方法:レーザー“1064YAG強モード”
【2】そばかす(雀卵斑)
原因:紫外線・遺伝
対象:10~20代
特徴:淡茶色の直径数mm以下で広範囲の色素斑
頬・鼻・首・腕に好発
加齢とともに増悪
夏は色素が濃くなり、冬は消失傾向
治療方法:(IPL)光治療
【3】肝斑
原因:女性ホルモンの影響・摩擦
対象:30代以降
特徴:淡茶色~茶色
頬骨から目尻に左右対称に出来る
治療方法:レーザー“1064YAG弱モード”(トーニング)
【4】炎症性色素斑
原因:ニキビ跡・傷跡・虫刺され後の色素沈着
特徴: 色は淡茶色~茶色(青っぽくみられるものもある)
ニキビ跡・ケガの跡
治療方法: (IPL)光治療
【5】老人色素斑
原因:皮膚の老化・紫外線・ストレス・ターンオーバーの乱れ
対象:中年以降の男女
特徴: 色は淡茶色~茶色
顔面や手背、前腕などの日に当たる部分
肌の色との境界線がはっきりとしている
左右対称ではない
治療方法: (IPL)光治療 、レーザー“532YAG”でスポット照射
【6】脂漏性角化症
原因:皮膚の老化・紫外線
対象: 中年以降の男女
特徴:茶色~黒
老人性色素斑の角質が厚くなりできる
少し盛り上がり、表面がざらついている
治療方法: (IPL)光治療 、レーザー“532YAG”でスポット照射
シミ治療に併せて内服薬が効果的!
当院でも販売しております、シナール・トランサミンはシミ・美白改善においてとても重要です。
郵送での販売も行っておりますため、ご興味のある方は当院LINEまで是非お問合せくださいませ。
美白・美肌治療に是非ご来院ください。
当院ではお肌のお悩みに合わせて、レーザーや光治療を使い分けていきます。
もしご自身のシミのタイプがご不明な方や、お話しだけ聞きたいという方も、是非当院のカウンセリングにお越し下さい。カウンセリングの上、最適な治療をご提案させていただきます。