シミの原因のメラニンとは?色素沈着の予防策のポイント

シミ・そばかす

シミの話になると必ず耳にするといっても過言ではない「メラニン」という言葉。ただメラニンがどうしてシミの原因になるのでしょうか?
この記事ではメラニンがどうしてシミにつながるか、またシミができた際の対処法についても皆様にお伝えできればと思います。

▼【目次】
①メラニンとは?
②色素沈着の予防のポイント
③シミができてしまった場合のオススメ施術は?

①メラニンとは?

メラニンとは、肌や毛髪、瞳の色を構成する黒色の色素のこと。 皮膚にメラニンが多く含まれると肌は黒く見えます。
紫外線を浴びると、肌表皮の基底層にあるメラノサイト(メラニン形成細胞)で黒色メラニンが作り出されます。
黒色メラニンを含む表皮細胞によってバリア機能を形成し、紫外線による肌へのダメージを未然に防ぎます。
つまり、黒色メラニンは肌トラブルや病気(皮膚がんなど)を防ぐためになくてはならない大切な物質なのです。

②色素沈着の予防のポイント

シミとは、皮膚内で作られるメラニンという色素が沈着したもの。
シミのもとメラニンの沈着を防ぐには、メラニンを過剰に作らせないことが重要。
そのためには、まず肌の入り口で紫外線を防ぐことが第一歩となります。
これが「紫外線対策=UVケア」です。それでも紫外線を完全にブロックすることはできませんから、肌の中でメラニンの生成をブロックする必要があります。
それが「メラニン対策=美白ケア」といわれるものです。
表皮にたまったメラニンは、加齢など様々な要因で肌のターンオーバー(新陳代謝)が追い付かなくなると、 排出されずに沈着してしまいます。これを防ぐためには、ターンオーバーのサイクルを正常にすることが大切です。

③シミができてしまった場合のオススメ施術は?

IPLフォト光治療
肌にIPLという光を照射することで、シミ・そばかすなどの肌トラブルを改善します。
またIPLフォト光治療は、波長の幅が広いため、シミや美白の効果だけにとどまらず、肌のターンオーバーを促してキメを整える、コラーゲンを増生して肌のハリを取り戻し小ジワを改善する、開いてしまった毛穴を引き締める、目元のくまを目立たなくする、肌の質感を向上させ肌理を細かくするなどの効果も期待出来ます。

Qスイッチレーザー
レーザー光が肌のメラニン色素に反応し、肌のシミやくすみを徐々にうすくして改善していきます。過剰色素に選択的に作用し、Qスイッチと呼ばれるシステムにより、一瞬でメラニン色素のみに反応させ、周りの正常皮膚組織には極力ダメージを及ぼさずに治療できる安全なレーザーです。
翌日から2週ほど色が濃くなり、その後薄くなります。通常は数回の治療が必要です。2週ほど肌色のテープ保護をしていただきます。

ケミカルピーリング
新陳代謝を遅らせる古い角質を肌に優しい酸で除去することで、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を促進します。皮膚が新しくなりますのでシミ・美白・シワ・タルミ・ニキビ跡と肌トラブルに幅広く対応できるのが魅力な治療法です。

内服薬
シミの治療としてクリニックで良く用いられる治療法が内服薬です。内服薬単独での治療のほか、他の治療と組み合わせて内服薬での治療を行うこともあります。

https://private-clinic-ebisu.com/menu/shirayuki/

まとめ

シミは、長年の蓄積が表面に現れたもの。予防は紫外線対策が第一です。
年齢を重ねるにつれてシミも出来やすくなってきますので、長期的に美肌を保つためには、ただシミを治すだけではなく、シミができにくい肌質を目指せるような治療を受けることが大切です。
美容皮膚科において、シミは最もご相談の多い症状でありますのでシミでお悩みの方は是非当院までご相談ください。