【医師が解説】えらボトックスで本当に小顔になる人・ならない人

ヒアルロン酸

「顔が大きく見える」
「フェイスラインが四角い気がする」
そんなお悩みで多いご相談がえらボトックスです。

一方で、
「本当に効くの?」
「打ちすぎて不自然にならない?」
と不安を感じている方も少なくありません。

今回は医師の立場から、
えらボトックスで小顔になる仕組みと、向いている人・向いていない人を分かりやすく解説します。


えらが張る原因は「筋肉」のことが多い

えらの正体は、骨ではなく**咬筋(こうきん)**という筋肉であることがほとんどです。

この筋肉は、
・歯ぎしり
・食いしばり
・ストレス
などによって発達します。

筋肉が発達すると、
✔ フェイスラインが四角く見える
✔ 顔の横幅が広がる
✔ 写真で顔が大きく写る

といった印象につながります。


えらボトックスの仕組み

えらボトックスは、
発達した咬筋の動きを一時的に弱める治療です。

筋肉の使われ方が穏やかになることで、
徐々に筋肉のボリュームが減り、
👉 フェイスラインがスッキリしていきます。

効果の目安

・効果実感:2〜4週間後
・ピーク:1〜2ヶ月
・持続期間:3〜4ヶ月前後

※効果には個人差があります。


えらボトックスで小顔になりやすい人

✔ 噛む力が強い
✔ 無意識に食いしばっている
✔ 朝起きると顎が疲れている
✔ えらを触ると硬く盛り上がる

こうした方は、えらボトックスの適応である可能性が高いです。


実は「向いていない人」もいます

えらボトックスは万能ではありません。以下の場合、効果が出にくいことがあります。

・えらの原因が脂肪や骨格の場合
・すでに筋肉があまり発達していない場合
・こめかみが痩せている方(打ち方に注意が必要)

そのため、診察なしでの一律注入はおすすめできません。


やりすぎが一番危険です

えらボトックスで起こりやすいトラブルは、「効かなかった」よりも打ちすぎです。

過剰に注入すると、
・頬がこけた印象になる
・噛むと疲れやすい
・老けた印象になる
といったリスクがあります。

当院では、
✔ 筋肉の厚み
✔ 左右差
✔ 噛み癖
を確認し、必要最小限の量で設計します。


えら+側頭筋で完成する小顔も

えらだけ治療しても、「まだ横幅が残る」と感じる方もいます。

その場合、**側頭筋(こめかみ)**が原因のことも。

診察時に、
・えらだけで十分か
・側頭筋も併用すべきか
を判断し、無理な提案は行いません。

歯ぎしり、食いしばりはボトックスが効果的です。

えらボトックスは「自然さ」が最優先

小顔治療で一番大切なのは、
周囲に気づかれない自然な変化です。

・急に細くしすぎない
・顔全体のバランスを見る
・年齢変化も考慮する

これらを踏まえた治療設計が、満足度を大きく左右します。


まずは相談だけでも大丈夫です

「自分はえらボトックスが合うのか分からない」
「打つなら自然にしたい」

当院では適応可否のうえ、痛みの少ない工夫ややりすぎない自然な量の提案をしています。一度医師の診察を受けてみてください。

必要でなければ、無理におすすめすることはありません。小顔は、正しい見極めから始まります。