不眠で医療機関を受診すると、多くの方が「保険診療で睡眠薬をもらい続けるのが普通」と思われているかもしれません。
しかし実際には、睡眠薬ほど「自由診療の方が向いている薬」も珍しいと、私は感じています。
今回は
- 保険診療
- 自由診療(当院)
それぞれのメリット・デメリットを、医師の立場から正直に比較します。
■ 保険診療で睡眠薬をもらうメリット・デメリット
◯ メリット
- 薬代が安い
✕ デメリット
- 毎回の受診が必要(原則1-2週間ごと)
- 周囲にバレるリスク
- 待ち時間が長い
- 医師が薬剤を決めるため、たくさん薬を出される
- 「同じ薬を漫然と継続」になりやすい
- 本当は合っていなくても変更されにくい
- 医師も忙しく、ほとんど診察もできず睡眠の質まで踏み込めないことが多い
保険診療は「最低限の治療」を平等に提供する制度。不眠の“個別最適化”には正直向いていません。
■ 自由診療【オンライン診療可】で睡眠薬をもらうメリット・デメリット
◯ メリット
- 通院の手間がない
- 明瞭会計
- 待ち時間なし
- 薬の選択肢が広い
- 自分で薬を選べる。(医師が安全チェックの上)
- 状態に合わせて細かく調整できる
- 配送対応で生活リズムを崩さない
✕ デメリット
- 保険よりはやや薬代がかかる。タイムコストや通院の手間を考えるデメリットになる程でしょうか?

■ 医師としての結論
不眠は「コスパ」より「QOL」で考えるべき症状です。
月に少し安くても毎週通院し待ち時間も長く、合わない薬をたくさん処方され惰性で継続。これらのストレスを抱える方が、実は高くついているケースも多いのです。私は、軽度のパニックの方で5種類の薬を飲んでる方がいて驚きました。当院なら1剤のみです。保険診療だと医師が決めたものを無嗜好に飲まされドロドロに依存させられている方を多く見ました。
一番大切なのは、お金より時間であり、薬のいらない毎日なはずです。そのために当院では原則1,2錠、最小限の薬としております。

