― ひきつれ・凹凸を改善する治療法 ―
脂肪吸引後に
- 皮膚が引きつれて見える
- 動かすとへこむ
- 凹凸や影が目立つ
このような状態で「脂肪吸引に失敗したのでは?」と不安になる方は少なくありません。
実はこれらの多くは、サブシジョンという治療で改善できる可能性があります。
脂肪吸引の「失敗」とは何か?
医学的に見ると、いわゆる失敗の多くは
- 脂肪の取りすぎ
- 脂肪の取りムラ
- 術後に起こる皮下の癒着
によって起こるひきつれ・陥凹・凹凸です。
特に多いのが、 皮膚と深部組織がくっついてしまう「癒着」。この癒着こそが、サブシジョンの治療対象になります。

サブシジョンとは?
サブシジョンとは、皮下で起きている瘢痕(癒着)を物理的に剥がす治療です。
- 細い針や専用カニューレを使用
- 皮膚を切らずに
- 皮下で引きつれている線維を解除します
👉 表面を削る治療ではありません。
なぜサブシジョンが有効なのか?
脂肪吸引後のひきつれは、
- 皮膚
- 瘢痕組織
- 深部組織
が一本の線のようにつながっている状態です。
サブシジョンによってこの「引っ張る線」を切ることで、
✔ 皮膚の動きが自然になる
✔ 凹みが改善する
✔ 表情や動作時の違和感が減る
という変化が起こります。
サブシジョンだけで十分?
ケースによります。
サブシジョン単独で改善しやすい例
- 軽度のひきつれ
- 線状の癒着
- 皮膚の硬さが主症状
併用治療が必要な例
- 脂肪の取りすぎによる陥凹
- 広範囲の凹凸
- 再癒着リスクが高い場合
この場合はサブシジョン+ヒアルロン酸 or 脂肪注入を組み合わせます。
サブシジョン修正の考え方
脂肪吸引の修正治療で大切なのは、
❌ とにかく埋める
❌ たくさん注入する
ではありません。
✔ まず癒着を解除する
✔ 必要最小限のクッションを作る
この順番を守ることが、自然で安全な修正につながります。

サブシジョンのメリット
- 切開なし
- ダウンタイムが比較的短い
- 根本原因(癒着)にアプローチできる
- 繰り返し調整が可能

注意点・限界
- 1回で完全に治らないこともある
- 広範囲・重度の場合は段階治療が必要
- 経験の浅い施術では凹凸が悪化することも
👉 **修正治療は「技術差が最も出る分野」**です。
修正治療を考えるタイミング
- 脂肪吸引後 6か月以上経過
- 自然改善が見られない
- 触ると硬い・動かすと凹む
このような場合は、修正治療を検討する価値があります。
まとめ
脂肪吸引後のひきつれや凹凸は、皮下の癒着が原因であることが多くサブシジョンによって改善できる可能性があります。
医師としての補足
脂肪吸引の修正治療は、**「何を足すか」より「何を解除するか」**が重要です。

院長 美山
