① 顔は「動き」が多すぎる
顔は、
- 笑う
- 話す
- 食べる
という表情筋の動きの塊です。
特に戻りやすい部位👇
- ほうれい線外側
- マリオネットライン
- フェイスライン前方
👉 動きが強い部位ほど、スレッド単独は負けやすい
② 重さの正体は「脂肪+皮膚」

顔では顎下と違い、
- 脂肪(メーラーファット、ジョールファット)
- 皮膚の伸び
- 靭帯のゆるみ
が同時に下がります。
👉 引き上げても、重さが残っていれば元の位置に戻るのは自然です。
③ 支点(アンカー)が弱い
顔のスレッドで一番多い設計ミスはここです。
- 支点が浅い
- 支点が可動部にある
- 引く方向が重力とケンカしている
この場合、直後は良い、数ヶ月で「あれ?」になります。
① まず「減らす・軽くする」
顔で戻る人の多くは、ここが足りていません。
脂肪が関与している場合
- ジョールファット
- メーラーファット
- 脂肪溶解注射
- 場合によっては脂肪吸引(限定的)
軽くしてから引く。これだけで持続は大きく変わります。
② 動きにブレーキをかける
特に戻りやすい方は、
- 口角下制筋
- 広頚筋(下顔面への影響)
👉 表情筋ボトックスを少量併用
「動かない顔」にするのではなく、下に引く力だけを弱めるのが目的です。
③ 皮膚の“戻る力”を抑える
皮膚が伸びやすいと糸が溶ける前に皮膚が負けて戻ります。対策としてはHIFUで引き締めること。スレッド前 or 併用が理想です。
④ スレッドは「仕上げ・方向づけ」
顔のスレッドは、
❌ 持ち上げ続ける装置
⭕ 位置を“再配置”する治療
です。
戻りにくい設計のポイント
- 支点は深く・動かないところ
- 本数は多すぎない
- 重力に逆らわない方向
- 一度に引きすぎない
よくあるNGパターン(顔)
❌ 戻った → すぐ追加→ 原因が変わらないので、また戻る
❌ 強い糸に変更→ 動きと重さがあれば限界あり
❌ 「持ちます」と言われて任せきり→ 顔は個体差が非常に大きい
顔のスレッドが戻る人の「現実的な最適解」
多くの方で安定するのはこの流れです👇
1️⃣ 脂肪を軽くする
2️⃣ 下に引く筋肉の力を弱める
3️⃣ 皮膚を縮める
4️⃣ 最後にスレッドで位置決め
👉 このやり方だと
- 本数が減る
- 不自然にならない
- 「戻った感」が激減する
まとめ(顔編・本音)
- 顔はスレッド単独では勝ちにくい
- 戻るのは失敗ではなく「設計の問題」
- 糸は魔法ではなく最後の一手
スレッドリフトのみで「引き上げ治療」ではなく**「デザインの固定」**と考え直すと、答えが見えてきます。
