脱毛をしたいけれど体毛が薄いので効果があるのか心配という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
当院でもそういったご相談はいただきます。
この記事では薄い毛でも脱毛が出来るのか?また 薄い毛 を脱毛する時はどんな脱毛機器を扱っているクリニックを選べば良いのかを解説していきます。
▼【目次】
① 薄い毛でも脱毛は可能なのか?
②なぜ毛が薄いと脱毛しにくいのか?
③どんな機器がおすすめなのか?
④まとめ
① 薄い毛でも脱毛は可能なのか?
薄い毛でも脱毛は可能なのか?
結論からいうと薄い毛でも脱毛は可能でございます。
しかし、毛が薄い状態よりも毛が濃い方が脱毛の効果を実感しやすいといわれています。
体の中でも特に毛が濃く太いヒゲや脇などは、毛が細く薄い部位と比べると脱毛効果を早く実感する方が多いです。
②なぜ毛が薄いと脱毛しにくいのか?
医療脱毛で薄い毛の脱毛が難しいと言われる理由は毛の色の濃さ、メラニンが原因です。
医療脱毛で使われているレーザーは、メラニン色素に反応して脱毛を行います。脱毛機器によって強いエネルギーを持った光が放たれると、毛が持っているメラニン色素に吸収され、毛や毛根が熱を持つことでダメージを受け、脱けるという仕組みなっています。そのため、毛が濃いほどレーザーに反応するメラニン色素が多いため脱毛の効果が出やすいです。逆に毛が薄いとメラニン色素が少ない為効果が出にくいと言われています。
③どんな機器がおすすめなのか?
[表1] 各レーザーの特徴
波長 | 痛み | 薄い毛 | 日焼け | 効果 | |
アレキサンドライトレーザー | 755nm | △ 部位による | ✕ | ✕ | ○ |
ヤグレーザー | 1064nm | ✕ 強い | △ | ○ | ○ |
ダイオードレーザー | 800nm~ | ○ 少ない | ○ | ○ | △ |
蓄熱式三波長レーザー | 上記、3波長を同時 | ○ 少ない | ○ | ○ | ○ |
薄い毛には、どんな脱毛機器を選ぶと良いのでしょうか?
医療脱毛で使用されることが多いレーザーには以下のような特徴がございます。
なかには、色素が薄い毛には使用できない機器もありますので注意が必要です。
・アレキサンドライトレーザーの特徴
アレキサンドライトレーザーはメラニン色素に反応するため、黒く太い毛により効果を発揮します。そのため、特に脇やVIOなどの毛が濃いところに効果を得られます。また、効果が高く1回の施術でも毛が生えにくくなった実感を得やすいのがメリットの一つです。しかし、アレキサンドライトレーザーはメラニン色素に反応するため、色素が薄い毛には効果が期待できないというデメリットがあります。また、日焼けをした肌や肌が黒い場合だと、火傷の原因になるため、アレキサンドライトレーザーを使用できません。
・ヤグレーザーの特徴
ヤグレーザーは濃い毛だけでなく、薄い毛にも脱毛効果が見られます。また、ヤグレーザーで使用するレーザーは肌の奥深くにあるメラニン色素に反応するため、肌表面が黒くてもヤケドの心配がなく、肌が黒くても施術できます。
しかし、 ヤグレーザーは熱で毛根を破壊する仕組みになっていますにので、医療レーザーの中で痛みが強いのがデメリットです。
・ダイオードレーザーの特徴
ダイオードレーザーは、近赤外線によるレーザー照射で医療脱毛する機器で、肌質や毛質を気にせず使える、医療レーザー照射範囲が比較的広く出力も高い、他の医療レーザー脱毛機器と比べて痛みが少ないなどのメリットがございます。
他の脱毛機器と比べ、メリットが目立つダイオードレーザーですが、他の脱毛機器に比べると脱毛効果や美容効果が薄いなどのデメリットがあります。
・蓄熱式三波長レーザーの特徴
蓄熱式と呼ばれる種類で、低出力のレーザーを繰り返し照射し、蓄えた熱でメラニンと毛包にダメージを与えるという特徴があります。上記の3種類のレーザーの波長を組み合わせて照射出来るため、肌の浅い部分や奥深くの部分など、複数の層に熱を送り込むことができます。冷却機能が優れ、痛みが少なく、肌へのダメージも少ないのも大きな特徴となっております。
④まとめ
プライベートクリニック恵比寿で使用しているレーザーは3種類のレーザーの波長を組み合わせて照射出来るため、濃い毛も薄い毛も同じように脱毛の効果を得ることが出来ます。蓄熱式のため痛みも少ないです。
毛が薄くて脱毛が効果あるのか心配な人や、毛は薄いが脱毛してみたいという方は、是非当院の医療脱毛を体験してみてください。