睡眠中の「はぎしり」や、日中無意識に行ってしまう「食いしばり」、朝の「頭重感」。
実は、多くの方が悩んでいるにもかかわらず、しっかり治療されていない“隠れた不調”です。
「朝起きると頭が重い…」
「エラのボトックスはやったけれど、こめかみの痛みが残る…」
──そんな方に、強くおすすめしているのが “側頭筋ボトックス” です。
**側頭筋とは?

噛む力の“上流”を担当する大きな筋肉**
側頭筋は、こめかみから耳の上あたりまで広がる大きな筋肉。
咀嚼に深く関わり、噛む力の約30~40%を担っていると言われています。
はぎしり・食いしばりをしている人は、この側頭筋が常に緊張している状態。
すると──
- こめかみの痛み
- 側頭部の頭痛
- 顎関節のだるさ
- 朝からの倦怠感
こうした症状を引き起こします。
なぜ側頭筋ボトックスが効くのか?
① “食いしばりのクセ”を根本から弱める
エラ(咬筋)だけにボトックスをしても、側頭筋が強いままだと噛む力が逃げ道をつくり、クセは残りがち。
側頭筋にも適度にボトックスを行うことで、噛む力のバランスが整い、症状が大幅に軽減します。
② こめかみの張り・偏頭痛の改善
側頭筋の緊張は、こめかみの圧痛や緊張型頭痛につながります。
筋肉の過緊張をやわらげることで、**「頭が軽い」「朝の不快感が減った」**と実感される方が多くいらっしゃいます。
③ エラボトックスと相乗効果でフェイスラインも自然に
エラだけに打つと、稀に“下膨れ感”が気になることがあります。
側頭筋にも適切に調整すると、顔全体の筋バランスが整い、フェイスラインがより自然にシャープに見えるメリットも。
④ 睡眠の質が上がる
はぎしりの負担が減るため、
**「朝の疲労感が違う」「ぐっすり眠れた気がする」**といったお声もよくいただきます。
治療の流れ・効果の持続
- 所要時間:5分ほど
- 痛み:極細針で刺入するため最小限
- 効果発現:3〜7日
- 持続期間:3〜4ヶ月(個人差あり)
「まずは軽めに試したい」という方には、弱めの量からスタートすることも可能です。
まとめ:側頭筋ボトックスは“健康と美しさ”の両方に効く治療
側頭筋ボトックスは、
はぎしり・食いしばりによる 痛み、だるさ、頭痛、疲労感 を改善するだけでなく、
フェイスラインをより自然に整える相乗効果まで期待できる治療です。
エラだけでは改善しきれなかった“こめかみの不快感”や“朝の疲れ”に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
プライベートクリニック恵比寿では、
お一人おひとりの噛み癖・筋肉の発達具合に合わせて、最適な量と位置をデザインします。
あなたの「毎日の快適さ」を取り戻すお手伝いができれば嬉しいです。

