SNSを見ていると、美容医療に関する魅力的な言葉がたくさん流れてきます。
- 手軽そう
- すぐ効果が出そう
- 失敗しなさそう
ですが、美容医師の立場から見ると、
少し立ち止まって考えてほしい言葉も存在します。
今回は、
SNSでよく見かけるけれど、注意が必要な美容医療ワードを
3つご紹介します。
※ 特定の治療やクリニックを否定する意図はありません。
あくまで「正しく理解するための視点」としてお読みください。
①「○○だけで若返る」
とても魅力的な言葉ですが、ほぼすべてのケースで過剰な表現です。
老化は
- 皮膚
- 脂肪
- 筋肉
- 骨格
と、複数の要素が重なって起こります。
そのため1つの治療だけで、すべての若返りが完成するということは、現実的にはほとんどありません。
本来大切なのは
- どの要素が原因なのか
- 何を優先すべきか
- 組み合わせや順番
です。
「○○だけ」という言葉を見たときは、
「自分の悩みに本当に当てはまるのか?」
一度立ち止まって考えてみてください。
②「1回で劇的変化」
この表現も非常によく見かけます。確かに1回で変化を感じられる治療は存在します。しかし同時に、こう考える必要があります。
- その変化は自然か
- 周囲に違和感を与えないか
- 長期的に見て安定するか
「劇的変化」を追いすぎると、
・やりすぎ
・不自然
・短期間での修正治療
につながることもあります。
日本の場合、美容医療で本当に大切なのは、“変わったことが分からないけど、綺麗”という状態を求める方が多いです。変化の大きさだけで判断しないことが重要です。
③「ダウンタイムほぼゼロ」
この言葉も、誤解を生みやすい表現のひとつです。
どんなに低侵襲な治療でも、
- 赤み
- 腫れ
- 内出血
- 違和感
が完全にゼロということは、ほぼありません。「ほぼゼロ」という言葉の裏には、
- 個人差
- 体質
- 生活背景
があることを理解しておく必要があります。ダウンタイムを「なかったこと」にしてしまう説明は、トラブルの原因になりやすいのです。
なぜ、こうした言葉が使われるのか
SNSは
- 短時間
- 強い印象
- 分かりやすさ
が求められる媒体です。そのためどうしても誇張された表現や分かりやすい言葉が使われやすくなります。問題は、それを事実として受け取ってしまうことです。
美容医師として大切にしていること
プライベートクリニック恵比寿では、
- メリットだけでなくデメリットも伝える
- 現実的な変化を説明する
- 長期的に見て無理のない提案をする
この姿勢を大切にしています。
SNSの言葉が悪いのではなく、正しく補足説明されているかどうかが重要だと考えています。
まとめ|言葉ではなく「中身」を見る
美容医療を選ぶときは、
- キャッチコピー
- 派手な表現
ではなく、
- 自分の悩みに合っているか
- 医師がリスクも説明しているか
- 長期的な視点があるか
ここを大切にしてほしいと思います。
もし、、SNSなどのこの言葉、本当なのかな?と感じたら、、その違和感は正解です。納得できるまで相談し、自分に合った選択をすることが、後悔しない美容医療につながります。

