― 医師が“構造から”考える総合的アプローチ ―
ほうれい線は、
✔ シワ
✔ たるみ
✔ 老化
…のどれか一つではありません。
実際には骨・歯・筋肉・脂肪・皮膚・生活習慣
すべてが関係する、顔の総合問題です。
だからこそ「これだけやればOK」という治療は存在しません。
1|ほうれい線の正体は「線」ではない
多くの方が誤解していますが、ほうれい線は皮膚に刻まれたシワではなく、
- 頬が下がる
- 支えが減る
- 口元に力が集まる
ことで影として現れている構造変化です。
📌 重要ポイント
👉 影を消そうとして線だけを埋めると、不自然になりやすい
2|ほうれい線の重症度分類(超重要)
軽度
- 笑うと出る
- 無表情では薄い
→ 予防・メンテナンスが中心
中等度
- 無表情でも線がわかる
- 頬のたるみを伴う
→ 引き上げ+支えの治療が必要
重度
- 深い溝
- 口元が下に引っ張られている
→ 構造改善+複合治療が必須
※この分類を無視した治療は、だいたい失敗します。
3|歯列矯正・噛み合わせという根本治療
あまり語られませんが、歯並びとほうれい線は密接に関係しています。
なぜ?
- 出っ歯 → 口元が前に突出
- 噛み合わせ不良 → 口輪筋が常に緊張
- 口が閉じにくい → ほうれい線が折れ癖に
歯列矯正により、
✔ 口元が後退
✔ 筋緊張が減少
✔ 線が定着しにくくなる
📌 即効性はないが、最も後戻りしにくい治療
4|筋肉・表情癖へのアプローチ
ほうれい線が深い方は、ほぼ例外なく
- 食いしばり
- 片側噛み
- 無意識の口元緊張
があります。
対策
- 筋肉の過緊張を緩める治療
- 表情癖の自覚
- マウスピース
👉 「線を作る力」を弱めることが本質
5|美容医療でできる3本柱
① ヒアルロン酸|支えを作る
- 溝を直接埋める治療ではない
- 頬・骨・深層に支点を作る
✔ 即効性
✔ デザインがすべて
当院では、10種類のヒアルロン酸をチョイスしております。
② スレッドリフト|位置を戻す
- 下がった頬を物理的に引き上げる
- ほうれい線の「原因」を改善
✔ 中等度〜重度向き
✔ 本数より方向が重要
当院では、シークレットリフト、1dayリフト、美肌リフト、ネックリフトがあり、お悩みダウンタイムなど総合的に提案します。
③ ハイフ(HIFU)|土台を締める
- SMAS層を引き締め
- たるみの進行を遅らせる
✔ 軽度〜予防
✔ 単独では限界あり
当院では、4Dハイフ、Vラインハイフを行っております。
6|スキン・生活習慣(軽視されがちだが重要)
以下は治療効果を台無しにする要因です。
- 急激なダイエット
- 乾燥
- 紫外線
- 睡眠不足
特に
「痩せたらほうれい線が急に出た」
という方は非常に多い。
👉 脂肪と皮膚はセットで老ける
7|理想的な総合治療の考え方
医師目線の正解ルート
1️⃣ 骨格・歯・噛み合わせ評価
2️⃣ 筋肉の緊張を整える
3️⃣ たるみは引き上げ
4️⃣ 足りない支えのみ補う
5️⃣ 定期メンテナンスで維持
✔ 足さない
✔ 盛らない
✔ 無理に消さない
8|ほうれい線治療で後悔する人の共通点
- とにかく埋めた
- 安さだけで選んだ
- 今だけ若返ればいいと思った
結果、
❌ 口元が重い
❌ 笑顔が不自然
❌ 数年後に修正が必要
医師としての結論
ほうれい線は「消す治療」ではありません。正解は、「目立たなくする構造調整」。
それが一番、
✔ 自然
✔ 上品
✔ 10年後も後悔しない
そして、やりすぎると一瞬で“美容やりすぎ顔”になります。これは本当に、現場あるあるです

