韓国製ボトックスは本当に同じ?抗体・安全性・将来性で医師が解説
「ボツラックス(韓国製ボトックス)って安いけど大丈夫?」
「コアトックスと何が違うの?」
「将来、効かなくならないかが心配…」
こうした疑問を持つ方は、すでに“次の段階”に進み始めています。この記事では、コアトックスとボツラックス(いわゆる韓国製ボトックス)を抗体・成分・長期使用という視点で、医師が正直に比較します。
そもそも「ボツラックス」とは?
ボツラックス(Botulax)は、韓国の製薬Hugel社が製造しているボツリヌストキシン製剤です。
日本ではよく、
- 韓国製ボトックス
- 韓国ボトックス
- 安いボトックス
などと呼ばれています。
なぜ人気なのか?
理由はとてもシンプルです。
- 価格が安い
- 効果が分かりやすい
- 多くのクリニックで使われている
👉 初めてのボトックスとして選ばれやすい製剤です。
コアトックスとは?
コアトックス(Coretox)は、同じく韓国の製薬企業Medytoxが開発したボツリヌストキシン製剤。最大の特徴は、複合タンパクを完全に除去しているという点です。ここが、ボツラックスとの決定的な違いになります。
【核心】コアトックスとボツラックスの最大の違い
結論から言います。違いは「効き」ではなく、「抗体リスクと将来性」です。
抗体という視点での違い
ボトックスはタンパク製剤。ボトックスはタンパク質のため、繰り返し使うことで体が「異物」と認識し、抗体(中和抗体)を作る可能性があります。
抗体ができると…
- 効きが弱くなる
- 効く期間が短くなる
- 最終的にほぼ効かなくなる
これが、「ボトックスが効かなくなった」と言われる状態です。
ボツラックス(韓国製ボトックス)の特徴
- 有効成分+複合タンパクあり
- 一般的な構造のボトックス製剤
- 短期的には問題なく効く
👉 初期使用ではデメリットが見えにくいのが特徴。
コアトックスの特徴
- 複合タンパクを完全除去
- 高純度精製
- 免疫刺激を起こしにくい構造
👉 抗体ができにくい設計とされています。
比較表で一目で分かる違い
| 項目 | コアトックス | ボツラックス(韓国製) |
| 製造国 | 韓国 | 韓国 |
| 複合タンパク | なし | あり |
| 抗体リスク | 低いとされる | 一般的 |
| 効果の強さ | 同等 | 同等 |
| 価格 | やや高め | 安い |
| 向いている人 | 長期使用 | 短期・価格重視 |
「効き」は同じ?医師の本音
ここ、誤解されがちですが、適切な量・適切な部位に打てば、効きの強さ自体はほぼ同じです。違いが出るのは数年単位で繰り返したとき。なぜ今、コアトックスが注目されているのか。理由は明確です。
① ボトックス常用者が増えた
- 20代後半〜30代から定期使用
- 年単位で打つ人が増加
👉 抗体が現実的な問題になってきた
② SNSや医師発信で「抗体」が知られ始めた
- 効かなくなった体験談
- 製剤選びの重要性
👉 「安いだけでは選ばれなくなった」
③ ボツラックスの“次の選択肢”
流れとしては、
- 最初:ボツラックス(韓国製ボトックス)
- 次:アラガン
- 将来重視:コアトックス
この流れが、静かに起きています。
こんな方はコアトックスを検討すべき
- 今後もボトックスを続けたい
- 効かなくなるのが怖い
- 体に入れるものは妥協したくない
👉 「将来まで考える人」向けです。
逆にボツラックスが向いている人
- 初めてのボトックス
- まずは試したい
- コスト重視
👉 短期的には合理的な選択です。
医師としての結論
- 今だけを見るなら、ボツラックスでも問題なし
- 将来まで考えるなら、コアトックスが合理的
どちらが正しいではなく、「どこまで考えて選ぶか」の違いです。迷ったらご相談ください
- 自分にはどちらが合う?
- 抗体リスクは気にするべき?
- 今後の治療計画は?
目的に合った製剤選びが、一番後悔しません。
