― 凹凸ニキビ跡治療を「やりっぱなし」にしないための最終治療
はじめに|なぜサブシジョン後に“差”が出るのか
サブシジョンを受けたあと、
- 良くなった気はする
- でも仕上がりに差がある
- 戻りやすい人と、安定する人がいる
この違いは何でしょうか。
結論から言います。
凹凸ニキビ跡治療は「癒着を切ったあと、何を入れるか」で最終結果が大きく変わります。
その役割を担うのがリジュランSです。
リジュランSとは何か

リジュランSは、
- ポリヌクレオチド(PN)を主成分とする
- 皮膚の修復・再生を促す注入治療
です。 単なるボリューム剤ではなく、「治る皮膚を作る薬剤」。
リジュランSが必要になる理由

サブシジョン後の皮膚は、
- 癒着が解除され
- 内部に空間ができ
- 修復モードに入る
このとき、
何も入れなければ、再癒着 or 不完全修復が起こりやすくなります。
サブシジョン後の皮膚で起きていること

サブシジョン後は、
- 微小出血
- 炎症
- 修復反応
が同時に起こります。👉 ここで“修復の質”を高める介入が重要。
リジュランSの役割を一言で言うと

「空間を、良い皮膚で埋める治療」
です。
- 単に持ち上げる
- 単に刺激する
のではなく、再生を“誘導”する。これが他治療との決定的な違いです。
ダーマペンとの違い

ここは明確に整理します。
| 項目 | ダーマペン | リジュランS |
|---|---|---|
| 役割 | 再生刺激 | 再生誘導 |
| 作用 | 傷を作る | 修復を促す |
| 主体 | 皮膚自身 | 薬剤 |
| 単独効果 | 軽度 | 中等度以上可 |
| サブシジョン後 | 補助 | 中核 |
👉 役割が違うため、競合しません。
リジュランSが「本当に必要なケース」
次に当てはまる場合、リジュランSの意義は非常に大きいです。
◎ 適応が高いケース
- 中等度以上の凹凸
- サブシジョンを行った
- 皮膚が薄い
- 治りが遅い
- 再癒着が心配
👉 「切っただけでは足りない」ケース。
リジュランSが不要なケース
正直にお伝えします。
△ 必須ではないケース
- 非常に軽度な凹凸
- 表面改善のみで十分
- 再生力が高い若年層
👉 無理に勧める治療ではありません。
当院でのリジュランSの使い方
プライベートクリニック恵比寿では、
- サブシジョン後
- ダーマペンとの併用
- 状態に応じた注入設計
を行います。
さらに、
- 表面麻酔
- 笑気麻酔
を併用し、痛み・不安を最小限にしています。
リジュランSは「ヒアルロン酸ではない」
ここも誤解が多い点です。
- 膨らませる治療 → ❌
- 形を作る治療 → ❌
👉 治る過程を助ける治療。
そのため、
- 自然
- 徐々に
- 安定
という経過をたどります。
治療の流れ(理想形)

凹凸ニキビ跡治療の完成形は、
- サブシジョン(癒着解除)
- リジュランS(修復誘導)
- ダーマペン(質感調整)
👉 この順番が最も合理的です。
よくある質問
Q. 何回必要ですか?
→ 状態によりますが、複数回前提で考えることが多いです。
Q. すぐ効果は出ますか?
→ 即効性より時間をかけた改善です。
まとめ|リジュランSは「完成度を決める治療」

リジュランSは、
- 派手さはない
- しかし結果を左右する
治療です。
凹凸ニキビ跡治療で“戻らない・安定した改善”を目指すなら、欠かせないピース。
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