エラボトックスは何単位が適切?効きすぎ・効かないを避ける考え方

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エラボトックスは何単位が適切?効きすぎ・効かないを避ける考え方|プライベートクリニック恵比寿
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エラボトックスは何単位が適切?効きすぎ・効かないを避ける考え方

「エラ張りが気になるけれど、何単位入れればいいの?」「少なすぎて効かなかったらどうしよう」「逆に入れすぎて頬がこけるのが心配」——エラボトックスは検索でもこうした疑問が非常に多い施術です。本記事では、単位数の決め方の基本的な考え方、効きすぎ・効かないが起きる仕組み、初回と継続時の違いまでを医師の視点で整理します。

エラボトックスの仕組みをおさらい

エラボトックスは、咬筋(こうきん:噛むときに使う筋肉)にボツリヌストキシン製剤を注射することで、筋肉の過度な働きを和らげ、結果として咬筋のボリュームを軽減することを目的とした施術です。

「骨を削る」ような骨格そのものへのアプローチではなく、あくまで「筋肉の張りによって輪郭が大きく見える方」に検討される施術である点が大きな特徴です。骨格的にエラ骨自体が張っているケースでは、ボトックス単独での輪郭変化は限定的になることがあります。

単位数の目安と「適量」の考え方

エラボトックスの単位数は、製剤の種類・咬筋の厚み・希望する変化の度合いなどによって医師が個別に判断します。一般的な目安として参考にされる範囲は以下のとおりですが、すべての方にこの数字が当てはまるわけではありません。

区分一般的に参照される目安(片側あたり)
初回・控えめに様子を見る20〜25単位前後
標準的なケース25〜35単位前後
咬筋が厚い・強い変化を希望35〜50単位前後

当院では、初回トライアルとしてエラボトックス50単位(左右合計)9,800円のキャンペーン価格をご用意しているケースがあります(時期により条件変動あり)。「まずは少なめで試したい」という方には、こうしたトライアル価格を活用する選択肢もあります。

> 「多ければ効く」ではない

単位数を多くすればその分強く効くというものではなく、必要量を超える注入は副作用リスクを高める可能性があります。「適量」は、効果と安全性のバランスが取れる量を医師が判断することが基本です。

単位を決めるときに見ているポイント

診察時、医師は主に以下のような点を確認しながら単位数を判断します。

① 咬筋の厚み・大きさ

歯を強く噛みしめていただいた状態で、咬筋がどれくらい盛り上がるかを触診で確認します。厚みが強い方ほど、ある程度の単位数が必要となるケースがあります。

② 食いしばり・歯ぎしりの強さ

無意識の食いしばりや夜間の歯ぎしりが強い方は、咬筋が発達しやすく、効果の持続が短くなる場合があります。生活習慣も含めてヒアリングします。

③ 過去のボトックス歴

過去にどの程度の単位を、どの製剤で、どれくらいの間隔で打ってきたかは重要な判断材料です。継続することで咬筋が薄くなり、必要量が減っていくケースもあります。

④ 希望する仕上がりとライフスタイル

「自然に少しすっきりさせたい」のか「明確な変化を求める」のかで、適量は変わります。職業や日常での噛みしめの多さ(硬いものをよく食べるか等)も加味します。

「効かない」が起きる主な要因

「ボトックスが効かなかった」と感じる場合、原因はいくつか考えられます。

  • そもそも単位数が控えめだった:初回で控えめに設定した場合、変化が分かりにくいことがあります。
  • 骨格性のエラ張りだった:骨自体が張っているケースでは、筋肉に作用するボトックスでは輪郭印象が変わりにくいことがあります。
  • 効果の発現時期に判断している:ボトックスは打ってすぐではなく、一般的に2〜3週間かけて効果が現れ、1ヶ月前後で実感のピークになります。
  • 抗体が形成されている可能性:頻回・大量に注射を受けている場合、製剤に対する抗体ができ、効きにくくなる可能性が指摘されています。

> 効果判定のタイミング

効果の出方は個人差がありますが、注入後すぐではなく、最低でも2〜3週間、できれば1ヶ月程度経過した時点で判定することが一般的です。「数日で効かない=失敗」と判断するのは早計なケースが多くあります。

「効きすぎ」が起きる主な要因と対策

エラボトックスにおける「効きすぎ」のサインとしては、以下のような症状が挙げられます。

  • 頬がこけて見える
  • 笑った時の表情に違和感がある
  • 硬いものを噛む時に力が入りにくい
  • 咬筋の輪郭が想定より大きく変わってしまった

主な原因としては、単位数が体質や咬筋に対して多めだった、注入位置が想定とずれていた等が考えられます。

> 重要:ボトックスは「溶解」できない

ヒアルロン酸とは異なり、ボトックスは打った後に「溶かして元に戻す」ことができません。効きすぎた場合は、効果が自然に薄れるのを待つことが基本となります。一般的には3〜6ヶ月程度で効果が減弱していきますが、個人差があります。だからこそ、初回は控えめに始める判断が選ばれることもあります。

修正・調整の選択肢

当院ではボトックス修正注射のメニューもご用意しています。これは、効きすぎた筋肉とのバランスを取るために、別の筋肉へアプローチする等の調整を行う考え方です。すべてのケースに適応できるわけではないため、診察での判断が必要です。

初回と2回目以降で考え方が変わる理由

エラボトックスは、1回打って終わりというより、継続することで咬筋の状態が変化していく施術です。

初回の考え方

初回は、その方の咬筋の反応性が分からないため、「やや控えめに入れて、効果の出方を確認する」という判断が選ばれることがあります。「もう少し強く効かせたい」と感じれば、次回に単位数を調整できます。

2回目以降の考え方

初回の効果と持続を踏まえて、適量を再設計します。継続して打っていくと、徐々に咬筋自体が薄くなり、必要な単位数や注入間隔が変わっていくケースが一般的です。

注入間隔の目安

項目一般的な目安
効果の発現2〜3週間
効果のピーク1〜2ヶ月
持続期間3〜6ヶ月(個人差あり)
次回の注入時期効果が減弱してきたタイミング(一般的に4〜6ヶ月後が目安)

受けられない方・副作用とリスク

施術をお受けいただけない・慎重判断が必要な方

  • 妊娠中・授乳中の方、また施術後一定期間内の妊娠を希望される方
  • ボツリヌストキシン製剤にアレルギーがある方
  • 重症筋無力症などの神経筋疾患のある方
  • 注射部位に強い感染・炎症がある方
  • 特定の薬剤を服用中の方(事前に医師へ申告ください)

> 副作用・リスクについて

注入部位の内出血・腫れ・違和感のほか、まれに笑顔の左右差、咀嚼力の低下感、頬のこけ感などが生じる可能性があります。ボトックスは効果が薄れるまで時間を要するため、初回は特に慎重なご相談をおすすめします。

よくあるご質問

Q. 何回くらいで「打つ間隔を空けてもよい」状態になりますか?

A. 個人差が大きい部分ですが、3〜5回程度継続することで、咬筋の張りが落ち着き、注入間隔を伸ばせるケースが多く見られます。

Q. 食事に支障はありますか?

A. 適量であれば、日常の食事に大きな支障が出ることは多くありません。ただし、強く硬いもの(スルメ・ガム等)を噛む時に違和感を感じる方はいらっしゃいます。

Q. 製剤の種類によって単位数の考え方は変わりますか?

A. 製剤ごとに単位の意味合いが厳密には異なるため、単純比較はできません。同じ製剤を継続することで、効果の比較や調整がしやすくなります。

Q. 他院で打ったボトックスがある状態でも相談できますか?

A. 可能です。前回の単位数・製剤・時期をお伝えいただければ、現状を踏まえてご提案いたします。

エラボトックスのご相談はお気軽に

プライベートクリニック恵比寿では、咬筋の状態を診察したうえで、無理のない単位数をご提案しています。初回トライアル価格もご用意。まずは無料カウンセリングへ。

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本記事に関する留意事項

本記事で紹介する施術はすべて自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。施術には副作用・リスクが伴う場合があります。単位数・適応については、医師による診察・カウンセリングのうえで最終判断いたします。記載内容は執筆時点の情報であり、最新の料金・キャンペーン条件は公式サイトをご確認ください。