鼻中隔ボトックスと人中短縮ボトックスの違い【医師が徹底比較】

ボトックス

まず結論

  • 鼻中隔ボトックス=「鼻先が下がる力」を止める
  • 人中短縮ボトックス=「上唇が下がる力」を止める

👉 作用点も目的も別の治療です。


① 作用する筋肉の違い

鼻中隔ボトックス人中短縮ボトックス
主な筋肉鼻中隔下制筋上唇鼻翼挙筋・口輪筋
影響部位鼻先・鼻柱上唇・口元
動き鼻先を下に引く上唇を下に引く

✔ 解剖を理解していないと正しく使い分けできないポイントです。


② 見た目の変化の違い

鼻中隔ボトックスの変化

  • 笑っても鼻先が下がりにくい
  • 鼻先がツンと整って見える
  • 人中が「間接的に」短く見える

👉 鼻主導の人中短縮効果


人中短縮ボトックスの変化

  • 上唇が少しめくれ上がる
  • 唇の縦幅が出る
  • 人中が「直接的に」短く見える

👉 口元主導の人中短縮効果


③ 向いている人の違い(ここが一番大事)

✔ 鼻中隔ボトックスが向いている人

  • 笑うと鼻先が下がる
  • 鼻先が丸く見える
  • 鼻〜人中の間延び感が気になる
  • 口元はいじりたくない

✔ 人中短縮ボトックスが向いている人

  • 上唇が薄い・動きが少ない
  • 笑っても唇が見えにくい
  • 人中が縦に長く見える
  • 口元の若返りもしたい

④ 効果・リスクの違い

鼻中隔BTX人中短縮BTX
効果発現3〜7日3〜7日
持続約3〜4ヶ月約3〜4ヶ月
違和感ほぼなし出しすぎると発音違和感
技術依存高い非常に高い

👉 どちらも「少量・効かせすぎない」が絶対条件


⑤ 実は一番満足度が高いのは「併用」

✔ 併用するとどうなる?

  • 鼻先は下がらない
  • 上唇は自然に上がる
  • 人中が“切ったように見えないのに短い”

👉 切らない人中短縮の完成形です。


まとめ

鼻中隔ボトックスは「鼻を引き下げる力」を止める注射、
人中短縮ボトックスは「唇を下げる力」を止める注射です。
どちらを使うか、または両方使うかは、顔の動きを見て決めます。