「ちゃんと寝ているはずなのに疲れが取れない」
「睡眠時間は足りているのに、朝からだるい」
「日中に眠くて集中できない」
このような方は、単なる睡眠不足ではない可能性があります。
睡眠時間と睡眠の質は別です
睡眠は、時間だけで決まるものではありません。
7時間寝ていても、眠りが浅かったり、途中で何度も覚醒していたり、呼吸が乱れていたりすると、十分な休養感が得られないことがあります。
厚生労働省の睡眠ガイドでも、睡眠に関連する症状には睡眠環境、生活習慣、嗜好品、睡眠障害などさまざまな要因が関係するとされています。
注意したい睡眠時無呼吸症候群
特に注意したいのが、睡眠時無呼吸症候群です。
以下のような方は要注意です。
- いびきが大きい
- 寝ている間に呼吸が止まると言われた
- 朝起きたときに頭が重い
- 日中に強い眠気がある
- 夜中に何度も目が覚める
- 高血圧がある
- 首まわりに脂肪がついている
- 飲酒量が多い
睡眠時無呼吸がある場合、睡眠中に十分な酸素が取り込めず、何度も覚醒している可能性があります。
この場合、ただ睡眠薬を使えばよいという話ではありません。
眠れないのか、休めていないのか
患者さんの相談では、
「眠れない」
と表現されることが多いですが、詳しく聞くと、
- 寝つけない
- 途中で起きる
- 眠っているが疲れが取れない
- 日中に眠い
など、状態が違います。
薬を選ぶ前に、ここを整理することが重要です。
まとめ
寝ても疲れが取れない場合、単なる不眠ではなく、睡眠の質の問題が隠れていることがあります。
睡眠時無呼吸、飲酒、ストレス、生活リズム、他の病気や薬の影響など、さまざまな要因を考える必要があります。
「寝ているはずなのにつらい」
「日中の眠気が強い」
「いびきや無呼吸を指摘された」
このような方は、一度ご相談ください。睡眠薬は、ただ強い薬を選ぶものではありません。不眠のタイプや生活背景に合わせて選ぶことが大切です。当院では、医師が状態を確認したうえで、必要に応じて処方をご提案しています。
