睡眠薬にはいくつか種類があります。
患者さんからよく聞かれるのが、
「デエビゴとルネスタは何が違うの?」
「ゾルピデムとどちらがいいの?」
「強い薬はどれですか?」
という質問です。
結論からいうと、睡眠薬は単純な強さだけで選ぶものではありません。
寝つきが悪いのか。
夜中に起きるのか。
朝早く目が覚めるのか。
翌朝眠気が残りやすい体質なのか。
こうした点を確認して選ぶことが大切です。
マイスリー(ゾルピデム)
ゾルピデムは、主に寝つきを助ける目的で使われることが多い睡眠薬です。
寝つきが悪い方に使われることがありますが、夜中に何度も起きるタイプや、朝早く目が覚めるタイプでは、十分に合わないこともあります。
成人では通常1回5〜10mgを就寝直前に服用し、1日10mgを超えないこととされています。
ルネスタ(エスゾピクロン)
ルネスタは、一般名エスゾピクロンの睡眠薬です。
寝つきの悪さに使われることがあり、薬の特徴として苦味を感じる方がいます。
また、翌朝の眠気やふらつき、もうろう状態などには注意が必要です。
デエビゴ
デエビゴは、一般名レンボレキサントの睡眠薬です。
従来の睡眠薬とは異なり、覚醒を維持する仕組みに関わるオレキシン受容体をブロックするタイプの薬です。
寝つきだけでなく、睡眠の維持を考える場面で使われることがあります。
一方で、翌朝の眠気や悪夢、だるさを感じる方もいます。
どれが一番いいのか
一番大切なのは、薬の名前ではありません。
- どの不眠タイプか
- 翌朝に眠気が残りやすいか
- 仕事や運転への影響はあるか
- 年齢や体質に合うか
- 他の薬との相性はどうか
- 依存や減薬のしやすさをどう考えるか
ここを見て選ぶ必要があります。
睡眠薬は、鍵のようなものです。
強い鍵を作ればいいのではなく、鍵穴に合っているかが大切です。
まとめ
デエビゴ、ルネスタ、ゾルピデムは、それぞれ特徴が違います。
どれが一番良いかではなく、
あなたの不眠タイプに合っているか
が大切です。
今の薬が合っているか不安な方、薬を変更した方がいいか知りたい方はご相談ください。
