リジュランの種類と選び方|HB・S・目もと用の違いをわかりやすく解説

リジュランには複数のタイプがあり、「どれを選べばいいのかわからない」というご質問をよくいただきます。名前の違いは、濃度や粘度、想定している注入部位の違いです。この記事では、それぞれの特徴と、お悩み別の選び方を整理します。

リジュランとは|ポリヌクレオチド(PN)という成分

リジュランは、サーモンのDNA由来成分であるポリヌクレオチド(PN)を主成分とする注射製剤です。ヒアルロン酸のように「入れてボリュームを出す」ことを主目的とするのではなく、肌そのものの環境を整えることを目的として、真皮層に少量ずつ注入していきます。

そのため、注入直後に劇的に見た目が変わるタイプの治療ではありません。数週間から数か月かけて、肌のキメやハリ感の変化を目指していく、いわゆる「肌育」に分類される治療です。

リジュランの主な種類

リジュランHB

ポリヌクレオチドにヒアルロン酸を配合したタイプです。ヒアルロン酸が加わることで注入時のなめらかさが増し、痛みを感じにくいとされています。頬や額など、顔全体の肌質改善を目的に選ばれることの多いスタンダードなタイプです。

リジュランHB プラス

HBよりもヒアルロン酸の配合量が多く、より粘度の高いタイプです。乾燥やハリ不足が強い部位、ふっくら感も一緒に出したい部位に用いられます。

リジュランS

ポリヌクレオチドの濃度が高く、ヒアルロン酸を含まないタイプです。ニキビ跡の凹凸や、皮膚が硬く感じられる部位など、集中的にアプローチしたいときに選ばれます。粘度が低いぶん、注入時の痛みはやや感じやすい傾向があります。

リジュラン アイ(目もと用)

皮膚が薄い目のまわり専用に設計されたタイプです。目の下のちりめんジワや、皮膚の薄さによる影・くすみ感が気になる方に用いられます。デリケートな部位のため、注入には特に丁寧さが求められます。

リジュラン ヒーラー

ポリヌクレオチド濃度の高いタイプで、肌のコンディションを底上げする目的で使われます。ダーマペンなどの機器と組み合わせて用いられることもあります。

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種類ヒアルロン酸主な使用部位向いているお悩み痛みの目安
HBあり顔全体・首キメ、ハリ、全体的な肌質やや少なめ
HB プラス多め頬・こめかみ乾燥、ハリ不足、ふっくら感少なめ
Sなし局所(頬など)ニキビ跡の凹凸、硬さやや強め
アイあり目のまわり目の下のこじわ、皮膚の薄さ中程度
ヒーラーなし顔全体肌の底上げ、機器治療との併用中程度

※取り扱い製剤は院により異なります。診察時に、肌の状態に合わせて適したタイプをご提案します。

お悩み別・部位別の選び方

目もとのこじわ・皮膚の薄さが気になる

目のまわりに適したタイプを選びます。表情の動きに沿ったシワは、他の治療との組み合わせを検討することもあります。

頬の毛穴・肌のざらつきが気になる

顔全体に均一に入れるタイプを基本に、毛穴の状態によっては他の製剤との併用も選択肢になります。詳しくは毛穴・こじわ編をご覧ください。

ニキビ跡の凹凸・赤みが気になる

濃度の高いタイプを局所に用いる方法があります。ただし凹凸のタイプによって適した治療が異なるため、ニキビ跡・たるみ編もあわせてご確認ください。

回数と間隔の目安

リジュランは1回で完結する治療ではなく、一定の間隔をあけて複数回行うことを前提としています。一般的には数週間おきに数回のクールを組み、その後は肌の状態を見ながら間隔をあけてメンテナンスしていく流れです。

ただし適切な回数・間隔は、肌の状態、年齢、目標、ほかに受けている治療によって変わります。「何回で完成」という一律の答えはありませんので、診察時に計画をご相談ください。

ダウンタイムと痛みへの対策

ダウンタイム

注入部位の赤み、腫れ、内出血が出ることがあります。細かく注入するため、直後は小さな膨らみ(膨隆)が並ぶことがありますが、通常は時間の経過とともに落ち着きます。目のまわりは内出血が出やすい部位です。大切な予定の前は、余裕をもったスケジュールをおすすめします。

痛み

表面麻酔の使用が一般的ですが、注入本数が多くなるほど負担は大きくなります。痛みへの不安が強い方、緊張しやすい方には、静脈麻酔を併用する方法もあります。眠っている間に施術を終えられるため、途中で力が入ってしまう心配もありません。

当院では、痛みの少ないリジュラン治療を行なっており、静脈麻酔や笑気麻酔、表面麻酔で快適に施術が受けられます。

よくある質問

ヒアルロン酸注射とどう違いますか?

ヒアルロン酸は主に形をつくる(ボリュームを出す)ための治療です。リジュランは肌の質感を整えることを目的としており、目指す方向が異なります。併用されることもあります。

サーモン由来ですが、アレルギーが心配です。

魚介類のアレルギーがある方は、必ず事前にお申し出ください。診察のうえ適応を判断します。

効果はどのくらい続きますか?

持続には個人差があります。肌の状態は生活習慣や紫外線の影響も受けるため、定期的なメンテナンスを前提にお考えください。

他の施術と同じ日に受けられますか?

組み合わせによって可能な場合と、日をあけたほうがよい場合があります。診察時にご相談ください。

どのタイプが合うかは、肌を診てからご提案します

お悩みの部位と目標をお聞かせください。痛みが不安な方には静脈麻酔のご案内も可能です。

自由診療・未承認医薬品等に関する注意事項

本ページで紹介している治療は、公的医療保険が適用されない自由診療です。効果の感じ方には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。

未承認医薬品等であること
リジュランは、日本国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていない未承認医薬品です。
入手経路
医師の判断のもと、国内正規代理店を通じて輸入したものを使用しています。
国内の承認医薬品等の有無
同一の成分・目的で国内承認を得た医薬品はありません。
諸外国における安全性等に係る情報
韓国をはじめとする国・地域で使用実績のある製剤ですが、重大な副作用等の情報について各国機関の公表情報を随時確認しています。個人輸入された医薬品等は、健康被害救済制度の対象外となります。
主なリスク・副作用
内出血、腫れ、赤み、疼痛、注入部位の膨隆・しこり、感染、アレルギー反応など。
費用について
本治療は自由診療のため全額自己負担となります。料金は施術内容・部位・回数により異なります。最新の料金は料金表ページをご確認ください。
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