サブシジョンのダウンタイムはどのくらい?経過の目安と過ごし方

ニキビ

サブシジョンのダウンタイム

ニキビ跡の凹み(クレーター)に対して行うサブシジョンは、皮膚の下で引きつれている線維を、針やカンヌラを使って剥離していく施術です。皮下に直接アプローチする施術のため、施術後には内出血や腫れなど、いわゆる「ダウンタイム」が生じます。

カウンセリングでも「どのくらい腫れますか」「いつからメイクができますか」「仕事は休んだほうがいいですか」といったご質問を多くいただきます。このページでは、サブシジョンのダウンタイムについて、経過の目安・過ごし方・予定の立て方を順に整理してご説明します。

なお、経過には個人差があり、施術範囲や皮膚の状態、体質によっても変わります。ここで挙げる日数は一般的な目安としてお読みいただき、実際の見通しは診察時にご確認ください。

なぜサブシジョンにダウンタイムがあるのか

クレーター状のニキビ跡の一部は、皮膚の深い部分にできた線維が真皮を下方向に引っ張り、表面が凹んだ状態になっていると考えられています。サブシジョンは、この引きつれを皮膚の下から物理的に切り離すことを目的とした施術です。

皮下には細かな血管が多く走っているため、線維を剥離する過程でどうしても小さな出血が起こります。これが皮膚の下にとどまることで内出血(青あざ)として見え、あわせて組織の反応として腫れやむくみが現れます。つまりダウンタイムは、施術の失敗や異常ではなく、皮下にアプローチする施術の性質上、想定される経過です。

剥離する範囲が広いほど、また凹みが深く固着しているほど、内出血や腫れは出やすい傾向があります。「範囲を絞って複数回に分ける」「まとまった休みに合わせて広めに行う」など、ご希望のダウンタイムの長さに合わせて計画を立てることも可能です。診察時にご相談ください。

施術の内容や適応については、サブシジョンの施術ページもあわせてご覧ください。

施術後に起こりやすい変化

サブシジョン後によくみられるものとして、次のような変化があります。すべてが必ず起こるわけではなく、出方には個人差があります。

内出血(青あざ)

最も目立ちやすい変化です。施術直後よりも、翌日から数日かけて色が濃く出てくることが多く、その後は赤紫色から黄色〜緑色へと変化しながら薄くなっていきます。目の下など皮膚の薄い部位では、重力の影響で下方向に広がって見えることもあります。

腫れ・むくみ

麻酔液や組織の反応によって、施術部位がふっくらと腫れます。多くの場合、翌日から2〜3日目にかけてがピークです。一時的に凹みが目立ちにくく見えることがありますが、これは腫れによる変化であり、最終的な状態ではありません。

痛み・熱感

麻酔が切れた後、ジンジンとした痛みや押したときの痛みを感じることがあります。通常は数日で和らいでいきますが、痛みが強い場合は内服薬で対応することもあります。

しこり(硬結)

剥離した部分が治っていく過程で、皮膚の下にコリコリとしたしこりを触れることがあります。多くは時間の経過とともに徐々に和らいでいきますが、気になる場合は診察のうえ対応を検討します。

次のような場合は、自己判断せずご連絡ください

日を追うごとに痛みや腫れが強くなる

施術部位に強い赤み・熱感・膿のようなものがある

発熱を伴う

しびれや感覚の異常が続く

ダウンタイムの経過の目安

一般的な経過の目安を時期別にまとめました。範囲や体質によって前後しますので、あくまで計画を立てる際の参考としてご覧ください。

時期 起こりやすい変化 メイク・生活の目安
施術当日 赤み、腫れ。内出血が出はじめることがあります。麻酔の影響でぼんやりした感覚が残る場合もあります。 施術部位のメイクは避け、洗顔はやさしく。当日は予定を入れずに休める形が安心です。
翌日〜3日目 腫れ・むくみのピーク。内出血の色が濃くなる時期です。押すと痛みを感じることがあります。 医師の許可があれば、コンシーラー等でのカバーが可能な場合があります。
4日目〜1週間 腫れが落ち着き、内出血は黄色〜緑色に変化しながら薄くなっていきます。 通常のメイク・洗顔ができることが多い時期です。
1〜2週間 内出血はおおむね目立たなくなります。皮膚の下にしこりを触れることがあります。 ほぼ通常の生活に戻れる方が多い時期です。
2週間〜1か月 しこりや硬さが少しずつ和らいでいきます。 制限は基本的にありません。
1〜3か月 皮膚の状態が落ち着いていく時期です。複数回に分けて行う場合は、この頃に次回のタイミングを検討します。

「内出血が目立つ期間」だけを見れば1週間前後、「触れたときの硬さまで落ち着く」まで含めると数週間〜数か月を見込んでおくと、予定が立てやすくなります。

施術当日の流れ

当日の所要時間は、範囲によって異なりますがおおむね60〜90分程度です(カウンセリング・準備時間を含む)。

診察・カウンセリング 医師が肌の状態を確認し、アプローチする部位・範囲、当日の注意点をご説明します。ご不安な点はこの時点でお伝えください。
洗顔・マーキング メイクを落とし、施術する凹みの位置を確認しながら印をつけていきます。
麻酔 痛みを抑えるため、施術部位に局所麻酔を行います。麻酔時にチクッとした痛みを伴います。
サブシジョン 針またはカンヌラを皮下に挿入し、引きつれている線維を剥離していきます。
冷却・アフターケアのご説明 施術部位を冷却し、当日以降の過ごし方や次回の目安についてご案内してご帰宅となります。

ダウンタイム中の過ごし方

内出血や腫れの出方そのものを完全にコントロールすることはできませんが、悪化させない工夫はあります。以下は一般的なご案内です。実際の指示は診察時の内容を優先してください。

施術当日に控えていただきたいこと

飲酒、激しい運動、長時間の入浴やサウナなど、血行が強くなる行為

施術部位を強くこする洗顔、マッサージ、フェイスローラーの使用

施術部位のメイク(医師の指示があるまで)

数日〜1週間ほど意識したいこと

うつ伏せ寝や、施術部位を強く圧迫する姿勢を避ける

枕をやや高めにして休む(腫れが気になる時期)

日焼け止めや帽子などで紫外線対策を行う

保湿を丁寧に行い、刺激の強いスキンケアは一時的に休む

市販の内出血用クリームやサプリメントの使用をご検討の場合は、自己判断で始める前にご相談ください。服用中のお薬(血をサラサラにするお薬など)がある方は、カウンセリング時に必ずお申し出ください。

予定に合わせたスケジュールの立て方

「この日までに落ち着かせたい」という予定がある方は、逆算して施術日を決めるのがおすすめです。

大切な予定がある場合

内出血が目立ちにくくなるまでを考えると、2週間以上前に受けておくと余裕を持てます。結婚式や撮影など、メイクでのカバーが難しい場面が想定される場合は、さらに余裕をみたスケジュールをおすすめします。

仕事や学校がある場合

デスクワークや在宅勤務であれば、翌日から通常どおり過ごされる方も多くいらっしゃいます。人と会う機会が多い方は、金曜日や連休前に施術を受け、腫れのピークを休日に重ねる方法がよく選ばれています。

複数回に分けて行う場合

凹みの状態によっては、複数回に分けて行う計画を立てることがあります。間隔の目安は状態により異なりますので、経過を診ながらご提案します。効果の程度や必要な回数には個人差があり、すべての方に同じ結果が出るものではありません。

費用・リスク・副作用について

サブシジョンは公的医療保険が適用されない自由診療です。ご検討にあたっては、費用とあわせて起こりうるリスク・副作用についてもご確認ください。

よくあるご質問

仕事や学校は休む必要がありますか?

お休みが必須というわけではありません。腫れや内出血の出方には個人差があるため、人前に出る機会が多い方は、施術当日と翌日にご予定を入れないでおくと安心です。

マスクで隠せますか?

施術部位が頬など、マスクで覆える範囲であればカバーできる場合があります。ただし、こめかみや目の下に近い部位は隠しきれないことがあります。

メイクはいつからできますか?

施術部位以外は当日から可能なことが多く、施術部位については翌日以降を目安にご案内しています。実際の可否は施術内容によって異なりますので、当日の指示に従ってください。

内出血を早く目立たなくする方法はありますか?

経過そのものを大きく早める確実な方法はありません。血行を強める行為を避け、指示されたケアを続けていただくことが基本になります。気になる場合はご相談ください。

痛みはどのくらい続きますか?

麻酔が切れた後にジンジンとした痛みや押したときの痛みを感じることがありますが、数日で和らいでいく方が多いです。必要に応じて内服薬で対応します。

他の施術と同じ日に受けられますか?

組み合わせによっては同日に行える場合もありますが、肌の状態やダウンタイムの重なり方を考慮して判断します。ご希望がある場合はカウンセリング時にお伝えください。

この記事のポイント

サブシジョンは皮下にアプローチする施術のため、内出血や腫れは想定される経過です

腫れのピークは翌日〜3日目ごろ、内出血は1週間前後で薄れていくことが多い傾向です

しこり(硬結)は数週間〜数か月かけて落ち着いていくことがあります

大切な予定がある場合は、2週間以上前に受けておくと余裕を持てます

経過には個人差があります。気になる症状があるときは自己判断せずご相談ください

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ご相談・ご質問は公式LINEからもお受けしています。
施術内容の詳細はサブシジョンのページをご覧ください。

ニキビ跡治療シリーズ

01 サブシジョンのダウンタイムはどのくらい? この記事

02 クレーターの種類と治療の選び方 準備中

03 サブシジョンとダーマペンの違い 準備中

※本記事は、施術に関する一般的な情報をご紹介するものであり、診断や治療方針を示すものではありません。効果の程度や経過には個人差があり、すべての方に同様の結果が生じるものではありません。実際の適応・費用・リスクについては、必ず医師の診察のうえご確認ください。

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